博多のうどん(うろん)は、讃岐うどんなどの一般的なうどんと違い、かなり柔らかいという印象を受ける。
その中でも、極めつけのうどんを提供するのが「牧のうどん」
実際に、オッサンが初めて食べに行ったとき、タイトル通りに「うどんがのびてまっせ!」と、不機嫌気味に店員さんに言ったことがある。
同行した福岡県出身の同僚から「これがこの店の特徴なんだ」と教えられて納得したが、食べてもナカナカ減らないうどんに驚いた。
地元でも「食べてもたべても減らないうどん」として有名で(実際減らないことはない)、県内に数多くの店舗が存在する人気店だ。
なぜこんなことになるのかというと、麺が出汁(牧のうどんではスープと言う)を吸い続けてどんどん膨張するために、増えているように感じるのだ。
最初は驚いたものの、このブヨブヨ感になれるとやみつきになる不思議なうどん。
また、店舗と製麺所が一体となっており、機械でカットされたうどんが次々と釜の中へとベルトコンベアーで放り込まれる様子は圧巻。
麺の硬さも選べるので、ブヨブヨが苦手なら硬めにすると膨張を軽減することができる。
麺がスープを吸い続けるため、当然ながらスープが足りなくなる。
なので、スープのおかわりは自由だ。ついでに、ラーメンのように替え玉まである。
ネギ入れ放題は動画を見ていただければわかるだろう。
おそらく、ほかの地方では味わえないうどんなので、福岡に来る機会があれば記念に食べていただきたい逸品だ。
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