さて、門司港レトロシリーズも終盤「栄町銀天街」の紹介です。
目の前には門司港駅と、鉄道記念館、門司港レトロがあります。
【動画】九州鉄道記念館 門司港レトロ地区
今回は門司港の新しく公園として整備された門司港レトロと、古くからの街並みが残る路地裏「清滝」地区の間にある歴史ある商店街を歩き撮りです。
門司港レトロ地区から道路を渡ったら、スグにアーケード付きの商店街がある。
ほんの数十メートル離れただけで、門司港レトロの観光地区と全く異なる風景が広がっている。
商店街はシャッターだらけ、地元の人たちがポツポツ買い物に来ているだけで全く元気が無い。
開発ありきで地元を置き去りにしているようで、こういう場所を見ると寂しくなりますね。
福岡に限った事ではないのかもしれませんが、福岡は特にこういう無策な開発が多いと感じます。
福岡には福岡タワーがある百道という場所があるのですが、少し歩いた隣町に福岡ドームとホークスタウンというショッピングゾーン、そしてホテルが建つ観光地があります。
デカイ施設作って空いた場所に公園をドーンみたいな感じで、交通は不便だし微妙に距離も離れててどうにも観光客的には面倒くさいし、野球に興味なかったら一度行ったらもういいかという場所。
え?これで観光開発終わりですか?みたいな中途半端感が寂しい場所です。
それをほったらかして、博多港方面を観光拠点として開発すると言い出すのだから、なんなんでしょうかね?
大正から昭和の雰囲気を微妙に残した良い場所なんです。
話を戻して”栄町銀天街”ですが、裏路地が歓楽街になっています。
ここから少し山側へ歩くと、リアルレトロな路地裏が迷路のようになっている「清滝地区」。
門司港レトロ恐るべし。整備されたレトロ地区よりも路地裏がリアルレトロだった。
最近、
50年ぶりに門司が華やかだったころの高級料亭「三宜楼」がオープンしたとの事ですが、最初からレトロ建物の展示場になっている「門司港地区」と山側のリアルレトロな「路地裏地区」
そして空き店舗だらけの商店街を「商業地区」として開発していれば地域の人も大いに恩恵を受けたのではないかと思うのです。
門司港レトロ内には、二階建てのショッピング施設が2棟建てられています。
これを建てなくても、目の前の道路わたってスグにある空き店舗だらけのレトロな商店街をもっと活用できなかったのか。
それとも、新しい施設を作る事が目的で、活用する気が無かったのか。
門司港レトロはカップル出来たりすると良い場所かもしれませんが、これ単体で遠方から客を呼ぶには無理があると思うような施設です。
移設されてきた洋館の展示場みたいな超近代的な場所ですから。
本当に昔の門司港の姿をうまく残しているのは、商店街から山に向かっての地域。
観光スポットという点ではなく、観光ゾーンとして面での観光整備を考えてほしかったですね。
ということで、昭和レトロな商店街”栄町銀天街”の紹介です。
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